
流域治水 避難・緊急活動支援システムのご紹介
6時間先の浸水被害を予測、雨水対策施設利活用を繰り返しシミュレーションし被害軽減を支援致します。リアルタイムでの浸水被害予測に避難所などの情報を重ね合わせ避難・緊急活動を支援するシステムです。
本システムは、浸水被害の予測を結果のみではなく河川からの越流・内水浸水を動的に時系列で水の流れを表示致します。避難活動に必要な避難所・避難誘導路等の情報を組み入れることにより、要支援者の避難開始時期・道路の通行規制を支援致します。また、浸水曝露人口推計を画面表示することが可能であり、各省庁のシステムと連携することで、被害予測の精度向上に寄与します。
本システムの浸水被害の予測は気象庁の洪水予報業務の許可(2025.02に取得)を得ており浸水区域/浸水範囲の予測は日本初となります。
日立は、住民の的確な避難、行政機関職員の確実な緊急活動を支援し、「逃げ遅れゼロ」への貢献をめざします。

小間番号 | 070 |
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企業HP | https://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/product_site/water_environment/ |
サービス概要等 | https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2023/05/0525a.html |
展示内容詳細

リアルタイム洪水シミュレータ「DioVISTA/Flood」
24時間連続リアルタイム予測
降雨から河川増水による堤防決壊(破堤モデル)までの連成シミュレーションを24時間連続計算する機能です。数時間先の河川水位を常に予測し、危険水位に達した際にアラート表示します。より早く危険箇所を察知することができます。
任意条件でのシミュレーション
・田んぼダムの設定
・河道縦横断データの入力
・河道断面の設定
・支川との合流/派川への分流の設定
・防災ダム、遊水池の設定
・破堤箇所の設定
・土地利用に応じた土層特性の設定
分析機能
・最大浸水深の設定
・避難行動の危険度分布図の作成
・排水機場の設定
・河川から氾濫する流量を出力
表示機能
・河道縦断図・横断図表示
・浸水深分布の地図との重ね合わせ表示
・シミュレーション結果のアニメーション表示